ヴィンヤサヨガとは

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「ヴィンヤサヨガ」は、一体化した呼吸とポーズに意識を向け、ポーズを止めることなく行うシークエンスにフォーカスしたヨガです。
「現在のヨガ」でもあるヴィンヤサヨガを修練することで、ヨガを通して人生を大きくとらえる視点を養いながら、強い筋肉を持った体と、精神の安定の両方を身に付けることができます。
ヴィンヤサヨガの特徴と効果、代表的なポーズについて取り上げながら、その魅力をご紹介します。

●ヴィンヤサヨガの特徴

ヴィンヤサヨガは、運動量が最も多いといわれる「アシュタンガヨガ」から派生したヨガです。
アシュタンガヨガに自由な創造性を加えてアレンジしたもので、呼吸と流れ(シークエンス)を重要視しています。連続してポーズをとっていくので、運動量もあります。
ヴィンヤサという単語は、サンスクリット語の「配置する」を意味する「ンヤサ」と「特別な方法」の接頭語である「ヴィ」を組み合わせた造語です。その意味は、「呼吸と、動きを伴った特別のアーサナ(ポーズ)による、流れるような構成(シークエンス)」。呼吸と動作の一体化と、途切れることなく一連のポーズを行うことを大切にしています。
一つひとつのポーズを意識的に実践していくことで、強い体と安定した精神を持つことができるとされています。

●ヴィンヤサヨガの効果とメリット

「太陽礼拝」のシークエンスを中心にポーズが組み込まれるヴィンヤサヨガは、始まりから終わりまで呼吸を意識することが重要です。呼吸を安定させながら一連の動きを行うことで、自然との一体感を覚え、心を安定させる効果があります。
また、連続的にダイナミックなポーズをとることで、インナーマッスルを鍛える効果もあります。運動量が多く、発汗や血液・リンパの循環を促し、デトックス効果が期待できます。
ヴィンヤサヨガは、そのルーツとなった「アシュタンガヨガ」とは異なり、インストラクターによる独自性が高いプログラムとなります。動きを重視するシークエンスなのか、瞑想を重視するシークエンスなのかなど、目的に応じたインストラクターを選ぶことが大切です。

●ヴィンヤサヨガの代表的なポーズ

ヴィンヤサヨガの代表的なポーズ(シークエンス)に、「太陽礼拝」があります。

太陽礼拝のポーズは、ヴィンヤサヨガの基本となるものです。流れるように複数のポーズを行うシークエンスによって、交感神経を刺激し、感覚を覚醒させ、エネルギーが心身に満たされるとされています。

太陽礼拝のポーズに慣れないうちは、一連の動きを止まらないように行うことが難しいかもしれません。しかし、何度も練習していくうちに筋力がつき、呼吸とポーズが一体となることを感じながら、リラックスして動くことができるようになるでしょう。

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